手元にお金を残す手段としては何が良い?
- 2025年3月6日
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別の記事にて、収入から支出を減算した余剰を貯金と定義しました。
損益計算書で示した当期純利益がその貯金に該当しますが、その貯金は税金を差し引いたものになります。
尤も会計上の縛りがあり、必ずしも損益計算書のみの数字に税金がかかる訳ではありませんが、税金は税引き前当期純利益にかかってきますので、お金を残すためには税引き前当期純利益を減らすことも必要になります。
ここでは税引き前当期純利益を減らすことで手元に残る現金預金がどのように変化するか確認してみます。
【在庫を減らした時】
前期と今期の収支が全く同じであったと仮定します。
そのうち在庫を前年から100万円減らします。
売上原価が100万円増えることになりますので、利益は100万円減ります。
従って、税金が35万円減る結果、当期純利益は前年より65万円悪化することになります。
貸借対照表上では、在庫が100万円減る一方、現金預金が35万円増えます。

(在庫を減らした時に手元に残るお金)
【非資金損益項目を減らした時】
前期と今期の収支が全く同じであったと仮定します。
そのうち使わなくなった機械(固定資産)100万円を売却します。
売却により50万円の現金が増えますが、損益計算書上では資産減少に伴い特別損失として50円が減算されます。
これにより利益も50万円減ります。
従って、税金が18万円減る結果、当期純利益は前年より33万円悪化することになります。
貸借対照表上では、固定資産が100万円減る一方、現金預金が68万円増えます。

(非資金損益項目を減らした時に手元に残るお金)
【経費を減らした時】
前期と今期の収支が全く同じであったと仮定します。
そのうち旅費交通費、広告宣伝費を100万円削減しました。
100万円の経費削減により利益も100万円増えます。
従って、税金が35万円増えますが、当期純利益は前年より65万円改善することになります。
貸借対照表上では、現金預金が65万円増えます。

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