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中小企業診断士/暮らし経営案内人


改善活動が進まない・・・3
改善活動を進める際、トップ(管理者)から、このような言葉を聞いたことはないでしょうか? 「 改善活動は辛いことも多いが、最終的には、みんなが楽で幸せになれる 」と。 例えば、商品100個を4人で3時間かかって作っていたとします。改善活動によって、商品100個を4人で1.5時間で作れるようになったとします。このとき、職場では、どのようなことが起こるでしょうか? 答えは、「 新たな業務が増やされる 」か「 人員を半分に削減される 」です。 改善前は商品100個作るために、4人で3時間かかっていましたが、1.5時間で100個作れるようになったということは、3時間で200個作ることと同じ意味になります。従って、4人の作業者は、 これまで100個作ればよかった商品を、200個作ることになるわけですから、 新たな業務が増やされる ということになります。 また、商品は200個も要らない。100個作れば良いという計画であれば、1.5時間で作業が終わる訳ですが、労働時間内であれば、帰ることもできません。削減した時間分、休憩して良いかというとそういう訳にもいかないの


業務改善が進まない・・・
DXを進めるためには、大前提として業務改善が必要になってきます。 現状業務に、「 ムリ・ムラ・ムダ 」が無いかチェックし、見直しを図っていくのですが、 これがうまくいっていないケースを目にします(=すべて必要な業務として現状維持。やり方も変えない)。 企業には、 MVV(ミッション、ビジョン、バリュー) があります。一般的に、ミッションは「使命」、ビジョンは「あるべき姿」、バリューは「価値」と解釈されます。 これを社内の各部門に落とし込むと、ミッションは「 社内における自部門の役割 」、ビジョンは「 目標・目的 」、バリューは「 目標・目的を達成するための手段 」と言い換えることができ、 各部門は自部署のMVVに基づいて業務を設計する ことになります。 では、なぜ業務改善が遅々として進まないのか? 主要因は、下記2点にあると考えます。 1.業務のビジョン(目標・目的)が曖昧になっている(目的・目標の形骸化) 2.手段が目標・目的を達成できるものになっていない(手段の目的化) 1.業務のビジョン(目標・目的)が曖昧になっている(目的・目標の形骸化)


改善活動が進まない・・・2
マズローは、『人間の欲求は、「生理的」「安全」「社会」「承認」「自己実現」の5つの段階にわけることができ、下位の「生理的」が満たされると、次に「安全」「社会」と欲求は上位に向かい、最終的に「自己実現」を目指していく』と考えました( マズローの5段階欲求 )。 職場巡視していると、この理論は、とてもよくできているなぁと実感します。 マズローの5段階欲求を”仕事”をテーマにイメージしやすいよう下記の通り定義します。 生理的 :勤務条件(労働時間、休み) 安全 :給料、労働環境 社会的 :会社、社内の人間関係 承認 :評価、表彰 自己実現:スキル、品質、効率 法的にはアウトですが、仮に休みが無く、1日何時間も働かなければならない職場の場合、”とにかく休みたい” ”労働時間を短くしてほしい”といった「生理的」な欲求の優先順位が高まりますので、その欲求が満たされるまでは給料や労働環境と言った「安全」に関する欲求は表面化してきません。 勤務条件が改善されて、初めて給料や労働環境に対する不満がでてくる ことになります。 同じように、会社や社内の人間関係であ
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