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中小企業診断士/暮らし経営案内人


Fー6.IE
『 IE 』について解説します IEとは、工程や作業、動作を分析し、最適化を進めることで作業効率を図る手法になります。IEには、工程分析や稼働分析、動作分析など、様々な手法がありますが、これらは生産スタイルによって最適な分析ツールが異なりますし、全てを試そうと思うと、時間ばかりかかってしまいます。従って、ここではどの業種業態でも活用できる『工程分析』と『稼働分析』について解説します。 1.工程分析 原材料が製品になるまでの過程(=製品工程分析)や従業員の作業・動作(=作業者工程分析)を図記号で表し、俯瞰して最適な工程や作業・動作を見つける手法 になります。 工程分析では、” 加工 ” ” 運搬 ” ” 停滞 ” ” 検査 ”の4つの図記号を用いて工程図を作成します。 (工程分析で使用する図記号) ”加工”以外は付加価値を生まない工程、作業・動作 になりますので、それらを ERCS に準じて改善していくことになります。 工程図については、『 Cー8.工程の洗い出し 』に


在庫は増やさない方が良い?
質問です。 手元に100万円の現金があり、10万円の人気商品(11万円で販売が可能)を仕入れるとします。 100%販売先があれば110万円になりますので最大10万円を儲けることができます。 何個仕入れることが正解でしょうか? 例えば、需要が100%の場合は10個仕入れるでしょう。 では需要が50%のときはどうしますか? 5個しか仕入れない人もいれば、販売できる可能性が高いと判断し10個仕入れる人もいるかもしれません。 ではさらに需要が30%のときはどうしますか? 確実なところで3個仕入れる人もいれば、破損や品質不良が心配で念のために5個仕入れる人、あるいは需要が高まると儲けが増えるので、きっと販売できると信じ10個仕入れる人もいるかもしれません。 では全く需要が見通せないときはどうしますか? 精度の高い需給ソフトで難しい計算をしたり、何らかの分析データをベースに長年の経験や勘を頼りに販売できるであろう数量を予想して仕入れ量を決めるのではないでしょうか。 結局、何個仕入れることが正解かというと「将来が確実に予想できない限り、正解はない」ということが


「月末在庫」を増やすと「総利益」は増えるのか?
別の記事にて「月末在庫を増やすことによって売上原価を下げ、総利益を増やそう」と思う方がいるかもしれません・・・が、それは間違いです。と解説しました。 ここでは、その考えがなぜ間違いであるかについて解説します。 まずはおさらいです。 損益計算書では以下の2つの公式を利用して計算します。 (公式1) 総利益=売上高-売上原価 (公式2) 売上原価=(繰越在庫+当月仕入)-月末在庫 (公式1)と(公式2)では「売上原価」が共通項として存在しています。 よって、(公式2)を(公式1)に代入すると以下の(公式3)が導けます。 (公式3) 総利益=売上高-(繰越在庫+当月仕入)+月末在庫 左辺の”総利益”は、右辺の”売上高”、”繰越在庫+当月仕入”、”月末在庫”の3つの項の状況次第で「 大幅増 」「 増加 」「 変化なし 」「 減少 」「 大幅減 」の5段階のいずれかになります。 (総利益のパターン1) また右辺の各項も同様に「大幅増」「増加」「変化なし」「減少」「大幅減」の5段階のいずれかになりますので、総利益のパターンは、売上高(5通り)×繰越在庫
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