Eー13.お互いの連携を良くすること2025年4月18日読了時間: 4分 『連携』について解説しますお互いのミスをカバーし合えることもチームワークのメリットになります。そのメリットを最大限活用するためにはコミュニケーションの強化は欠かせません。しかしながら、作業者のなかには、人と話すことが苦手な者もいるかもしれません。そのような対人関係が苦手な作業者に対しては、管理者との関係構築から始め、順次、各職場でのコミュニケーションが図れるようにサポートすることが必要になってきます。ここでは連携を強化するためのヒントについてご紹介します。 1.連携を良くする 1.管理者がコーチングスキルを身につけるコミュニケーションスキルに「傾聴」「承認」「質問」があります。これはコーチングスキルと同じであるため、管理者はそれらスキルを獲得することで話しやすい環境を整備し、部下との関係を構築することができるようになります。 【注意事項】管理者をコーチング研修(OFFJT)に参加させる、コーチング研修の受講を昇格条件にする、新規管理者教育に組み込むなど、人材育成計画の一環として計画することをお薦めします。また、管理者の興味を起こさせることも必要になりますので、幹部が管理者に推奨し、管理者自らの自己啓発で書籍や動画を閲覧してもらえるよう仕向けることも大切になります。 2.相手のことを知る職場ミーティングや目標面談以外に、相手のことを知るための個別ミーティングを実施することで上司と部下の距離感が縮まり、信頼関係の構築につなげることができるようになります。個別ミーティングを通して、相手の”普通の状態”の表情や声、性格が把握できるようになると、本人のちょっとした変化にも気づきやすくなります。特にセンシティブな問題があった時は、早めの処置が可能になりますので退職防止にも繋がります。 【注意事項】個別ミーティングは、「1 ON 1ミーティング」「ランチミーティング」などラフな形式で進めます。メンバーの悪いところではなく、良いところを見つけるために行いますので、お互いに心地よい気持ちで話し合いができるよう工夫することが必要です。 3.管理者がチームの構築(仲介)を行う職場メンバーは学校のように毎年変わるわけではないため、従業員どうしの人間関係は、すでに構築されており、その輪に異動者や新規採用者が入ることはとても難しいことです。ましてや人と話すことが苦手な者にとってはとても怖いことです。従って、管理者が間に入りチームワークを構築していくことが必要になります。 【注意事項】管理者は工場巡視時や通路、食堂で出会ったとき、積極的に声をかけるようにします。管理者は、職場にずっといるわけではありませんので、例えば、メンターを付ける、ムードメーカーに話をする、現場キーマンにフォローしてもらうなど異動者や新規採用者のケアを現場の担当者にお願いすることが望まれます。 4.意見を出すハードルを下げる人に話しかけることや職場ミーティングで手を挙げることはとても勇気がいる行為になります。控えめな従業員は対面では言い難い、自分が発言したと周りに思われたくない、管理者と直接話しがしたいが忙しそうなので遠慮してしまう など、しっかりした意見を持ちながらも言えない状況になっていることもあります。そのような控えめな人たちのハードルを下げるコミュニケーション方法を考えることも必要です。 【注意事項】対面以外の方法としては「言語による方法」「電話による方法」が考えられます。前者は、定期的にアンケートを実施する、意見箱を常設する、ライン・メールのアドレスを教えるなどが該当します。ただしライン、メールに関しては、会社から支給されていなければ、個人情報になりますので、取り扱いに注意する必要があります。後者は、伝言ダイヤル、会社以外の相談窓口の設置が該当します。ただしこれらの運営にはコストが掛かりますので注意が必要になります。 前の記事へ次の記事へ 事故・トラブル発生時の原因と対策(目次)
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