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Eー14.会社に対する想いを熱くすること

  • 2025年4月17日
  • 読了時間: 4分

更新日:2025年10月10日


会社に対する想い』について解説します


組織が成立するためには「共通目的」「貢献意欲」「コミュニケーション」の三要素が不可欠であり、どれかひとつでも欠けている場合には不完全な組織として、組織が健全に機能しなくなります。ここでは共通の目的についてご紹介します。



1.共通の目的                                       


1.企業理念を浸透させる

組織は同じ目的を持つ人々の集まりで形成されます。

組織内部の従業員がお互いに「共通の目的」を共有することで組織全体が同じ方向に向かって進むことができ、ひとつの組織として纏まりを以て機能することが可能になります。

多くの企業では経営理念が策定されています。

その経営理念を社内に浸透させることが目的の共有には必要です。
【注意事項】
浸透には視覚や聴覚を通じて従業員に認知してもらうことが必要になります。

聴覚による周知方法としては、方針説明会時の読み上げ構内放送定例会時の唱和(ただし、従業員によっては唱和が苦痛に思っている人もいるかもしれませんので注意が必要です)があります。

視覚による周知方法としては、ホームページへの掲載ポスター掲示CMやイベント時の掲揚があります。

言語による周知としては、社内報の発行リーフレットの配布があります。

ただし、最も良い周知方法は「経営者自らが示す」ことです。

経営者の姿を見て従業員が会社の理念を知ること、これを超える周知方法はありません。


2.ミッション・ビジョン・バリューを浸透させる

企業理念を周知できても、具体的なゴールや行動指針がわからなければ意味はありません。

それらを明確にし、従業員に落とし込むことが必要になります。

ミッションは会社の使命・存在意義、ビジョンは会社のあるべき姿、バリューは行動指針です。

従業員が果たすべきことは行動指針であり、定められた行動指針を遵守することでミッションやビジョンが達成できるのだと理解してもらうことで目的の共有化が可能になります。

そのためには、従業員が誇りを持てるようなミッション、ワクワクするようなビジョンにすることが必要です。
【注意事項】
近江商人の経営哲学に「三方よし(売り手・買い手・社会にとって有意義)」があります。

外部に対してはその考え方が重要になります。

内部に対しては、従業員がワクワクすること誇りが持てるようにすること自身の活動が社会と企業の成長に繋がることが重要になります。


3.率先垂範で共通目的を体現する

どんなに素晴らしい企業理念、ミッション・ビジョン・バリューを定めても、経営層や管理者がそれを体現していなければ意味はありません。

コンプライアンスと言いながらもハラスメントを行う上司、社会貢献と言いながら利益優先の経営者は論外です。

尤も、ハラスメントを行う上司は「指導だ」と主張しますし、利益優先の考え方も「納税により社会貢献している」と主張します。

詭弁とまでは言いませんが、大切なことは従業員がこの会社のために働きたくなるような想いや行動に繋げていくことにあります。

従業員はこの会社のために貢献したいと思える企業理念になっていますか?

経営者の姿を見て従業員が会社の理念を知り、その経営者のようになりたいと思える状況になっていますか?

その点も考慮したうえで管理者は従業員が納得する行動に心掛けることが必要です。
【注意事項】
まずは、世間の一般常識として理解されるか?自社都合になっていないか?と会社の常識を疑ってみてください。

そのためのキーマンが、組織内で”NO”と律してくれる従業員になります。

”YES”と言う従業員は、社会や会社のためではなく、自分の立場を良くするために上層部に気に入られるようにしているだけであり、世間の一般常識に基づいた気づきは与えてくれません。

”NO”と言ってくれる従業員こそ、世間の一般常識に基づいて気づきを与えてくれます。


こういう言い方をすると「うちには従業員が何百人もおり、上層部の指示に反発していないが、経営は安定している」と言う人がでてきます。

当然そうでしょう。

従業員には一人一人、生活がありますので問題を起こしたくはないですし、すでに得意先とは信頼関係ができていますので、世間の一般常識から離れても、急激に業績が悪化することはありません。

それは、長年培ってきた信頼があるために消費者が気が付いていないだけです。

そのような企業は、一度、問題が起きると、従業員は皆去っていくでしょう。

そして、次第にジリ貧していき、気が付いた時には手遅れとなり、自社のみでの再建は厳しい状況に陥るでしょう。

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