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中小企業診断士/暮らし経営案内人


アンゾフの成長マトリクスの私生活への応用
市場を「社会(コミュニティ)」、商品を「性格(アイデンティティ)」に置き換えて考えると私生活で誰かが行っている戦略がよくわかります。 例えば、クラスの友達と遊びに出かける頻度を増やしたりlineでのやり取りを増やすことは、現在の関係をさらに深耕することに繋がりますので、「 市場拡大戦略 」。 髪や服装を変えるイメージチェンジは新しい自分をクラスのみんなに見せることになりますので、「 新商品開発戦略 」。 SNSやサークル活動などで今まで関係が無かったコミュニティに交友関係を広げることは自分の日常生活とは異なる社会に幅を広げることになりますので、「 新市場開拓戦略 」。 スポーツで培ってきた精神力や体力を活かし警察官や自衛官になることは「 多角化戦略 」と言えます。 またクロスSWOT分析では「自分の強みを外部環境の機会にぶつける」と成功の確率が高まると解説しました。 友達との関係をさらに深耕する手段としてlineもありますが、文章が苦手だとうまく深耕が図れないかもしれませんし、逆に歌が得意ならば、再流行気味のカラオケに行くとうまく深耕が図れるかも


在庫は増やさない方が良い?
質問です。 手元に100万円の現金があり、10万円の人気商品(11万円で販売が可能)を仕入れるとします。 100%販売先があれば110万円になりますので最大10万円を儲けることができます。 何個仕入れることが正解でしょうか? 例えば、需要が100%の場合は10個仕入れるでしょう。 では需要が50%のときはどうしますか? 5個しか仕入れない人もいれば、販売できる可能性が高いと判断し10個仕入れる人もいるかもしれません。 ではさらに需要が30%のときはどうしますか? 確実なところで3個仕入れる人もいれば、破損や品質不良が心配で念のために5個仕入れる人、あるいは需要が高まると儲けが増えるので、きっと販売できると信じ10個仕入れる人もいるかもしれません。 では全く需要が見通せないときはどうしますか? 精度の高い需給ソフトで難しい計算をしたり、何らかの分析データをベースに長年の経験や勘を頼りに販売できるであろう数量を予想して仕入れ量を決めるのではないでしょうか。 結局、何個仕入れることが正解かというと「将来が確実に予想できない限り、正解はない」ということが


「月末在庫」を増やすと「総利益」は増えるのか?
別の記事にて「月末在庫を増やすことによって売上原価を下げ、総利益を増やそう」と思う方がいるかもしれません・・・が、それは間違いです。と解説しました。 ここでは、その考えがなぜ間違いであるかについて解説します。 まずはおさらいです。 損益計算書では以下の2つの公式を利用して計算します。 (公式1) 総利益=売上高-売上原価 (公式2) 売上原価=(繰越在庫+当月仕入)-月末在庫 (公式1)と(公式2)では「売上原価」が共通項として存在しています。 よって、(公式2)を(公式1)に代入すると以下の(公式3)が導けます。 (公式3) 総利益=売上高-(繰越在庫+当月仕入)+月末在庫 左辺の”総利益”は、右辺の”売上高”、”繰越在庫+当月仕入”、”月末在庫”の3つの項の状況次第で「 大幅増 」「 増加 」「 変化なし 」「 減少 」「 大幅減 」の5段階のいずれかになります。 (総利益のパターン1) また右辺の各項も同様に「大幅増」「増加」「変化なし」「減少」「大幅減」の5段階のいずれかになりますので、総利益のパターンは、売上高(5通り)×繰越在庫


当期純利益が増えると経営が安定する?
質問です。 総資産1,000万円、期首の現金預金500万円のA社とB社があります。 A社は今期100万円の黒字、B社は-100万円の赤字で、期末の現金預金はどちらも期首と変わらない500万円でした。 どちらの企業が安定しているでしょうか?...


手元にお金を残す手段としては何が良い?
別の記事にて、収入から支出を減算した余剰を貯金と定義しました。 損益計算書で示した当期純利益がその貯金に該当しますが、その貯金は税金を差し引いたものになります。 尤も会計上の縛りがあり、必ずしも損益計算書のみの数字に税金がかかる訳ではありませんが、税金は税引き前当期純利益にかかってきますので、お金を残すためには税引き前当期純利益を減らすことも必要になります。 ここでは税引き前当期純利益を減らすことで手元に残る現金預金がどのように変化するか確認してみます。 【在庫を減らした時】 前期と今期の収支が全く同じであったと仮定します。 そのうち在庫を前年から100万円減らします。 売上原価が100万円増えることになりますので、利益は100万円減ります。 従って、税金が35万円減る結果、当期純利益は前年より65万円悪化することになります。 貸借対照表上では、在庫が100万円減る一方、現金預金が35万円増えます。 (在庫を減らした時に手元に残るお金) 【非資金損益項目を減らした時】 前期と今期の収支が全く同じであったと仮定します。 そのうち使わなくなった機械(


物事を整理して考える時のポイント
別の記事にて、MECE、ロジカルツリー、ブレインストーミングについてご紹介しました。 この3つのフレームワークは物事を整理して考える際に役立つツールになります。 ここでは「職業」をテーマに物事をどのように整理していくか実際にやってみます。 【ステップ1】情報収集 まずはインターネットや新聞、雑誌などの媒体、あるいは日常会話などで耳にする「職業」を考えられるだけ列挙します。 例えば、下記の通りです。 (アイデアベースの”職業”) ここでのポイントは” 思いつくまま列挙する ”ということです。 質より量。 これが大切になります。 【ステップ2】グルーピング① 【ステップ1】で集めた情報の共通点を見つけ、上位概念、同位概念、下位概念に整理し、グループを作ります。 例えば、下記の通りです。 上位概念としては”学校”、”私法人”、”公法人”、”個人事業主”、”フリーランス”、”不労所得者”、”無収入”を上位概念としました。 下位概念としては、上位概念に属する一般的な仕事としての肩書を列挙しました。 (”職業”の分類1) ここでのポイントは” 必要に応じ概念


工場運営のMECEは4M
別の記事にて、MECEについて解説しました。 一般的に工場では 4M(原材料、人、機械、方法)がMECE になります。 ここではその理由について解説します。 例えば、” 焼きそば”を作る時に必要なものは何か? ”について考えてみます。 前提条件として、”焼きそば”を『 ”麺”を水でほぐし熱を加えたもの 』と定義し、無人島、キャンプ場、屋台、店舗、工場の5パターンで必要なものを考えていきます。 パターン1 無人島 無人島では、 生きることを目的 に焼きそば(食事)を作ります。 無人島に人工物はありませんので、 自然界にあるものを活用して焼きそばを作る ことになります。 従って、水の代わりに海水、熱源としては太陽光で熱くなった平らな石を利用します。 これで焼きそばはできますが、それを 調理する人 が必要ですし、また調理する人が焼きそばの 作り方 を知らなければ作ることができませんので、作り方つまりレシピも必要になります。 パターン2 キャンプ場 無人島では”生きる”ために焼きそば(食事)を作りましたが、キャンプでは生きるためというよりも、 楽しむこと


リスクアセスメントは難しい?
別の記事にて、リスクアセスメントについてご紹介しました。 「食品安全、労働安全は難しい」との声を頻繁に耳にしますが、難しいところは専門的な知識であって、アプローチ方法自体は難しくありません。 目的とリスクが異なるだけで、どちらも同じ 「PDCAサイクルを回す」ことが成功の秘訣 になります。 【ステップ1】テーマの選定 まずはテーマを決めます。 生産に関するものであれば PQCDSME(生産性、品質、コスト、納期、安全、モラル、環境) 、 販売に関するものであれば4P(商品、価格、宣伝、場所/チャネル) や 3C(自社、他社、顧客) など、フレームワークをベースにテーマを決めると良いです。 【ステップ2】情報収集 テーマを決めた後は 分析対象で考えられ得る全てのハザード(リスク)に関する情報を収集します。 情報源としては、ネットや書籍を参考にします。 なおネットでは信憑性が極めて重要になります。 根拠として採用する上では信頼性の高い行政機関や大学関連のHPで公開されている情報を入手すると良いです。 【ステップ3】現状分析 自身の生活や成果物を生み出


イライラを無くす方法
別の記事にて 「自分の思い通りにならないからこそ、イライラが募り、人間関係の悪化を招くことがある」 と記載しました。 この世界は「 自分(内部) 」と「 自分を取り巻く環境(外部) 」で構成されます。 さらに「 自分(内部) 」は、才能や性格と言った” 先天的特性 ”と経験に基づく” 後天的特性 ”。 「 自分を取り巻く環境(外部) 」は、人を含む生物やモノと言った” 物質 ”と時間や空間と言った” 非物質 ”で構成されていると仮定します。 (世界の構成) 我々は、 これらいずれかが自分の思い通りにならないとイライラします。 例えば、他人に対しては「無視されたこと」、建物に対しては「利便性が悪いこと」、時間に対しては「すぐに過ぎてしまうこと」、空間に対しては「雨が降ったこと」などが、また同様に自分に対しても「才能が無いこと」「陽気になれないこと」などがイライラの原因になり得ます。 (イライラの原因例) さらに、これらが相まってイライラの原因になることもあります。 例えば、他人✕時間では「昔、あいつに文句を言われた」、自分✕他人では「あいつよりも下


改善活動が進まない・・・
別の記事にて 「ルール(基準)が守られない要因は、ヒトだけの問題ではありません。企業の問題になります。」 と記載しました。 企業の問題のひとつに『 利益第一主義 』があります。 企業は慈善事業を行っているわけではありませんので、利益を求めること自体は当然の権利と言えます。 しかしながら、あまりに利益を優先させすぎてしまうと社内に歪が生じ、持続的に企業活動できなくなる危険性がでてきます。 その理由は、 利益を優先させることで本業が優先され、間接業務が後回しにされる からです。 その結果、「 管理業務ができない 」「 効率重視で心の余裕が無くなる 」と言った問題が発生するようになります。 前者 は、教育指導や改善活動も含みますので、教育指導が疎かになると従業員の「 意識が低い 」「 レベルが低い 」「 マンネリ化 」などの弊害が発生し、さらに改善活動が進まないと「 リスクの残存 」「 非効率化(旧態依然) 」などの弊害が発生します。 後者 は、人との繋がりが希薄になることを意味しますので、人と人との関係性に関し、「 コミュニケーション不足 」「 ルー
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