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食品製造業 × 実務経験 × 中小企業診断士


Dー7.ルール(基準)が守られない要因(具体例)
『 ルール(基準)が守られない要因 』について解説します 人には生まれ持った性格やこれまでの人生を歩んできた経験があります。特に年齢が高くなるにつれ自分の性格や考え方を変えることは難しくなりますので、ルール(基準)を守らないケースも起こりやすくなります。ここではその要因と対策について考えることで、ルール(基準)が守られるような施策を参考までにご紹介します。 1.ルール(基準)が守られない要因分析 要因分析になりますのでWHYツリーを使って考えます。 そもそもルール(基準)の存在自体が曖昧になっているケースがあります。 従って、まずは 「ルール(基準)が存在するか/しないのか」からスタートします。 仮にルール(基準)が存在しても、知られていなければ意味はありませんので、 次に「ルール(基準)が周知されているか/されていないのか」を考えます。 問題は、周知されているにも関わらずルール(基準)が守られていないケースです。 ケースとしては「 守りたいけど守れない 」「 守るつもりがないから守らない 」


Dー8.検証
『 検証 』について解説します 定めたルール(基準)は、きちんと守られているか否か、第三者がチェック(活動内容の検証)することが必要になります。ここではその検証方法についてにご紹介します。 1.検証の種類 ここで解説する検証は『会社が定めたルール(基準)が守られていることを、利害関係の無い第三者が確認する活動』と定義します。 各職場には複数人の仲間がいます。 「普段から仲間同士でお互いにチェックし合っているので問題ない」と考えるかもしれません。 確かにそのチェックも必要ですが、自分たちでチェックすることは自作自演と評されることもありますので、 利害関係の無い第三者(別部門、別組織)がチェックすることでその信憑性が増します。 ルール(基準)はトラブルの発生を未然に防ぐために制定するものになりますので、 守ることだけが重要ではありません。 守れないルール(基準)を制定しているのであれば、それを修正することが必要になります。 ”できないこと”を”できている”ように振舞う行為が


Dー9.コーチング
『 コーチング 』について解説します ルール(基準)が守られない時は、指導が必要になりますが、権力で従わせようとしてはいけません。ここでは有効な指導方法についてにご紹介します。 1.権力で従わせようとするときの弊害 厳しく指導することによりルール(基準)が守られるようになると考えている人がいるかもしれませんが、このサイトではお薦めしません。 人にはそれぞれの個性、プライドがありますし、注意されたい人などいません。 ましてや大人になってから注意されるわけですから、反発するケースも出てきます。 それを我慢して従っている人は 「やらされた感」が強く、ルール(基準)を守っているように見せているだけに過ぎません。 この状態に陥ると、従業員の管理者や会社に対する想いが無くなり、お互いの信頼関係が無い「 仮面ルール(基準) 」になっていますので真の改善に繋がることはありません。 別の記事で組織の有効的な状態は「 共通の目的 」「 貢献意欲 」「 コミュニケーション 」( 組織の3要素 )にあると記載しまし


Dー10.ナッジ理論
『 ナッジ理論 』について解説します たとえ自分が間違っていたとしても、ヒトは他人から注意されると嫌な思いになり、時として反発することがあります。ナッジ理論は、ヒトの心理や行動パターンをうまく活用して、その人に注意しなくても、自然にこちらが望む選択へと誘導する手法になります。ここでは、ナッジ理論とその発想力を高めるためのラテラルシンキングについて解説します。 1.ナッジ理論 ヒトの心理や行動パターンをうまく活用して、 その人に注意しなくても、自然にこちらが望む選択へと誘導する手法 になります。 ナッジ理論には、 人間の心理を突いて行動させる ための フレームワーク ”EAST” があります。 EASY :その行動をできるだけ 簡単 にす ること ATTRACTIVE :その行動を 魅力的 に見 せること SOCIAL :その行動が 社会的 に受け入れられていること TIMELY :その行動を実施する タイミング が適切であること 要するに『 社会的に是認される行為に対し


Eー1.事故・トラブル発生時の原因と対策
『事故・トラブル発生時の原因と対策』について解説します 事故やトラブルは必ず発生します。その際、原因を深堀り(WHYツリー活用)して真因に辿り着き、的確な対策(HOWツリー活用)をピンポイントで講じることによって無駄の無い再発防止が可能になります。ここでは事故・トラブル発生時に役立つ対処方法について解説します。 事故・トラブル発生時の判断樹 事故やトラブルを未然に防ぐためには 『管理運用ルール(体制)』 が必要になります。 ここでは、その『管理運用ルール(体制)』に基づく対処方法について解説します。 事故・トラブル発生時の判断樹を作成すると下記になり、 4つのステップで『管理運営ルール(体制)』を確認 していきます。 (事故・トラブル発生時の判断樹) 1.『管理運営ルール(体制)』の”有無 ” 2.『管理運営ルール(体制)』の”内容 ” 3.『管理運営ルール(体制)』の”周知 ” 4.『管理運営ルール(体制)』の”遵守 ” 1.管理運営ルール(体制)の有無(記事2~3) まずは、 管理運営ルー


Eー2.管理運営ルール(体制)の必要性を理解すること
『 管理運営ルール(体制)の必要性 』について解説します 企業は様々な安全管理を講じなければなりません。安全には、経営(=安定経営)、品質(=品質安全)、食品(=食品安全)、労働(=労働安全)、環境(=環境保全)など様々ありますが、いずれも、まずは現状分析を行い、そのうえで計画(目標設定) ⇨ 実施 ⇨ チェック ⇨ 再実施のPDCAを回すことに変わりはありません。今回は、安全を確保するために管理運営ルール(体制)が必要であること、管理運営ルール(体制)を策定するために必要なことについてご紹介します。 1.法的要求事項と原理原則 企業は法的要求事項の下、様々な安全管理に努めなければなりません。 例えば、労働安全であれば、従業員が常に安全で働きやすい環境で仕事ができるよう配慮することが求められています(労働安全契約法第5条)。 食品安全であれば、知識及び技術の習得、原材料及び製商品の自主検査、その他必要な措置を講じるよう努めることが求められています(食品衛生法第3条)。 一般的に事故


Eー3.管理運営ルール(体制)を策定すること
『 管理運営ルール(体制)の策定 』について解説します 安全管理には、経営(=安定経営)、品質(=品質安全)、食品(=食品安全)、労働(=労働安全)、環境(=環境保全)など様々な”安全”があります。それら各テーマに関しては、ISOや行政、業界団体などで規格化(ガイドライン)されていますので、そちらを参考にしていただければ問題ありません。ここでは、共通する内容についてご紹介します。 1.管理運営ルール(体制)の文書化 以下に記載した内容は、管理運営ルールとして文書化します。 1.経営トップによる表明 経営トップは、安全に関する考え方を方針として従業員に示します。 【注意事項】 経営トップが事務局に方針を考えさせ、それをポスターにするだけのケースもあります。 署名している以上、経営トップの表明ということにはなりますが、このような方針は活動を続けるにつれて”体裁を整えただけの方針”と従業員に気付かれてしまい、いずれ形骸化していきます。 経営トップが自らの声、表情で安全に関する熱い想いを全


Eー4.リスク分析を再実施すること
『 リスク分析の再実施 』について解説します 事故・トラブルの発生、あるいは検証で不備が見つかった際は、リスク分析を再実施することで抜けや漏れを無くします。再実施する際は、これまで行ってきたリスク分析をさらに深堀りするなど、当初実施した方法とは異なるアプローチで実施していきます。ここでは、再実施する際に有効な方法についてご紹介します。 1.現状分析の細分化 『Eー3.管理運営ルール(体制)を策定すること』 ”4.どこまで現状分析(標準化)するか?” にて、 まずは工程レベルで分析 し、 その結果、事故・トラブルが発生した、あるいは検証で不備が見つかったのであれば、 さらに工程から作業、動作にまで細分化してリスク分析を実施する と 記載しました。 この内容の追加として、「 動作は、弱者の立場でリスク分析をおこなう 」ことをお薦めします。 作業を ”動作単位”にまで細分化して、さらにその動作を行う弱者の立場でリスク分析を実施していくこと によって、同じ動作であっても、体力や性別で


Eー5.検証活動を強化すること
『 検証活動の強化 』について解説します PDCAを回す上での失敗(マンネリ化)は、ほぼ検証が機能していないために発生します。ここでは、検証をうまく進めるためのポイントについてご紹介します。 1.検証を行うしくみをつくる リスク分析や手順書の作成は、活動を展開するうえでの”計画(P)”に過ぎません。 各職場では、その計画に沿って対策を”実施(D)”していますが、 そこで終わってしまっているケースが多く見受けられます。 すると、活動はマンネリ化して効果がでないから、「安全規格を導入しても意味がない」「マニュアルを作成しても良くならない」という結論に至ってしまいます。 これまでの記事で何度も記載していますが、どのような活動を展開する際も『PDCAサイクルを回す』ことが基本であり、なかで も検証(C)が極めて重要になります。 安全活動においては、「ほんとうに現在のルール(体制)で問題ないか?」「ルール通りに対策が実施されているか?」「 対策や手順に無理はないか?」などが”検証(C)”に該当


Eー6.注意喚起すること
『 注意喚起の方法 』について解説します 注意喚起は、本人が意識して行動を変えない限り機能しないため、対策としては弱い手法になります。ここでは少しでも効果を上げるための注意喚起ポイントについてご紹介します。 1.リスクを見える化する 1.注意事項のステッカー、ポスターを貼る 過去に事故・トラブルが発生した場所、リスクが高い作業や重要な手順は、 誰もが目にするところにステッカーやポスター掲示します。 掲示物には 警告色(赤色や黄色など)を活用したり、グラフや写真・図で示すと、視覚的に認知しやすくなります。 【注意事項】 ステッカーや掲示物が増えると、情報量が増えるために反って意識してもらえなくなる可能性が高くなります。 従って、 掲示物は2つまでとし、3つ以上になりそうなときは、掲示しようとしている内容のなかで一番リスクが低いものを掲示から外すようにします。 また、 ステッカーや掲示物は劣化しやすくなりますので、定期的に交換する ようにします。 2.明示する(テープで識別する)..
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