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中小企業診断士/暮らし経営案内人


Aー4.PEST分析(具体例)
『PEST分析』の具体例について解説します 経営者、学生、主婦の3ケースをつくってみました。①テーマ、②経路、③政治/経済/社会/技術から導かれる事実、④文章化 の流れで各ケースについて解説します。 (問題解決のフロー図) 「生ハム」を加工販売している経営者A ①テーマ 生ハム(商品) ②経路 ③事実 政治 ・イタリアからの生ハム輸入禁止が続いている 経済 ・生ハムの国内生産量は年々増加傾向にある ・円安により輸入品が割高になっている 社会 ・「家飲み」でおつまみの需要が高まっている ・家庭で作るおつまみがマンネリ化しつつある 技術 ・チーズやアボカドを包んだ生ハムが発売された ④文章化 コロナ影響により自宅で飲食する消費者が増え、おつまみ需要が高まっている。イタリアからの輸入禁止や昨今の円安影響もあってか、生ハムの国内生産量は年々増加している。一方でコロナ禍が長引くにつれ、家庭でつくるおつまみもマンネリ化しつつあり、近年は生ハムとしてだけではなく、チーズやアボカドを包んだひと手間かけた商品


Aー5.VRIO分析
『VRIO分析』について解説します VRIO分析は自社(自分)を構成する内部環境を価値/希少性/模倣困難性/組織の4つの視点で調べて情報を整理するときに活用します。VRIO分析によって勝負できる「強み」が見つけられるようになります。ここではその方法について解説します。 (問題解決のフロー図) 1.集める情報 (1)自社(自分)の成り立ち 1)歴史 企業)社史、創業、経験、受賞表彰、 失敗例 など 個人)自分史、年齢、学歴、職歴、経験、 受賞表彰、失敗例 など 2)雰囲気 企業)理念、社風、CI、事務所、工場 など 個人)信念、性格、外見、ファッション など 3)資産(有形) 企業)資本金、固定資産、備品、消耗品、 借入金 など 個人)預貯金、資産、借金 など 4)資産(無形) 企業)取引先、仕入先、社員、ノウハウ、 特許、情報 など 個人)知人、家族、スキル、資格、情報 など 5)その他


Aー6.VRIO分析(具体例)
『VRIO分析』の具体例について解説します 経営者、学生、主婦の3ケースをつくってみました。①自社(自分)の成り立ち、②価値、③希少性、④模倣困難性 について解説します (問題解決のフロー図) 「生ハム」を加工販売をしている経営者A ①自社(自分)の成り立ち 【歴史】 経営者Aは精肉店(個人事業主)の長男。小学生の頃から店を手伝ってきたため、肉については熟知している。高校を卒業すると地元の食肉加工会社に就職し製造と開発に携わった。入社10年が過ぎた頃、大量生産で製品を作ることに疑問を感じるようになった。実家の精肉店で販売する製品は添加物を使わず、肉の旨味を引き出せるよう肉質を重視していた。ゆえにその日に使用する肉質を見極め、配合を微調整していたが、現在の会社ではどのような肉であっても決められた添加物を投入し製造していた。会社では食肉加工の技能検定を取得。また品質管理に関する知識も得ており、会社で学んだ知識を実家の精肉店で活かそうと考え退職した。実家の精肉店に戻るとまずは新商品開発にチャレンジし


Aー7.SWOT分析
『SWOT分析』について解説します PEST分析で導いた外部環境とVRIO分析で導いた内部環境を整理し、外部環境は機会/脅威、また内部環境は強み/弱みの視点で現状を把握するときに活用します。言い換えると現状分析のまとめ(完成形)であり、問題解決する際は、このSWOT分析から戦略・戦術を導いていくことになります。ここではその方法について解説します。 (問題解決のフロー図) 1.集める情報 (1)外部環境の機会 PEST分析 で設定した「テーマ」にとって チャンスに変えることができる 事実 企業)「飲料」 ⇨ 気温上昇 「ロボット」⇨ 人手不足 個人)「進路」 ⇨ 売り手市場 「貯金」 ⇨ 金利上昇 (2)外部環境の脅威 PEST分析 で設定した「テーマ」にとって チャンスを失うかもしれ


Aー8.SWOT分析(具体例)
『SWOT分析』の具体例について解説します 経営者、学生、主婦の3ケースをつくってみました。詳細はこれまでの具体例を参考にしていただき、ここでは①機会 ②脅威 ③強み、④弱みについて解説します (問題解決のフロー図) 「生ハム」を加工販売をしている経営者A ①外部環境分析(機会) イタリアからの生ハム輸入禁止が続いている 生ハムの国内生産量は年々増加傾向にある 家庭で作るおつまみがマンネリ化しつつある ②外部環境分析(脅威) コロナによる「家飲み」でおつまみの需要が高まっている すでにチーズやアボカドを生ハムで包んだ商品が発売された ③内部環境分析(強み) 新しいことへのチャレンジ精神 家族経営ゆえに追及できるこだわりの生ハム 留学経験を活かした食肉加工品以外のイタリアン商品の開発 ④内部環境分析(弱み) 家族で経営しているため、新規雇用しても店舗の雰囲気に慣れない イタリア料理は勉強したが、食肉加工に関する資格しかない 職人気質で経営、営業経験がない 「卒業後の進路」を考えている大学生B


Aー9.問題把握(フレームワーク)
『問題把握で活用するフレームワーク』について解説します 現状分析の結果を参考に自社(自分)の問題点を把握していきます。問題を把握する際に活用するフレームワークに、これと言ったものはありません。ここでは問題把握のみならず、現状分析や課題抽出などでも頻繁に活用できるフレームワークについて解説します。 (問題解決のフロー図) 1.MECE 抜けや漏れ、やダブりなく 情報を整理していくこと です。 検討段階で漏れ(抜け)やダブりがあると、 結論を導く段階で本来検討すべき内容を見落としてしまう危険性 があります。 そのような状況にならないように情報を整理していくことが必要になります。 2.ブレインストーミング MECEに近づけるために 数多くのアイデアを出すこと です。 ひとりで考えるとMECEにならない可能性もでてきます。 それは思い込みや先入観などパターン化した思考が新たな可能性を見つけ難くするからです。.


Aー10.MECE
『MECE』ついて解説します MECEは問題解決する際に重要となるフレームワークです。現状の把握や原因の追究、解決策の立案などを考えるときに導かれる結論は人によって異なりますので、抜けや漏れ、ダブりを無くして情報を整理していくことによって精度の高い結論に導くことができるようになります。ここではその方法について解説します。 (問題解決のフロー図) 1.意味 情報を抜けや漏れ、ダブりなく整理していくこと です。 検討段階で情報の抜けや漏れ、ダブりがあると、本来検討すべき内容を見落としてしまう危険性がでてきますので、 検討の際は、常にMECEを意識しながら情報を整理していくことが必要 になります。 (1)漏れ(抜け) 検討する際に必要となる情報が入っていないこと です。 例えば、「コーヒー豆」の経路を考えてみます。 コーヒー豆は輸入していますが、検討を国内入荷からスタートしてしまうと、農場の天候・気候、カントリーリスク、為替と言った 国外事情の検討が疎かになってしまいま


Aー11.ブレインストーミング
『ブレインストーミング』について解説します アイデアは人の数だけ存在します。多くの意見、アイデアを集めることで現状の把握や問題の追究、課題解決策の立案などの精度を高めることが可能になります。ここではその方法について解説します。 (問題解決のフロー図) (1)意味 MECEに近づけるために多くのアイデアを出すこと です。 ひとりで考えるとMECEにならない可能性もでてきます。 それは 思い込みや先入観などパターン化した思考が新たな可能性を見つけ難くする からです。 3人寄れば文殊の知恵ということわざがある通り、様々な思考を持った複数人で意見を出し合ったほうが新たな可能性を見つけやすくなります。 従って、ほかの人の意見を聞く、あるいは視点を変えて考える必要があります。 (2)具体例 例えば「 良いお店の雰囲気 」について考えたとします。 Aさんは「 ハード面 」から照明が明るい、清潔感がある


Aー12.論理的推論
『論理的推論』について解説します 問題解決に際しては、事実を積み重ねて真因を掴み、仮説を立てることで改善の方向性を導きます。論理的推論の手法である演繹法と帰納法を身につけることでそれらを効果的に機能させることができるようになります。ここではその方法について解説します。 (問題解決のフロー図) 1.演繹法 一般的かつ普遍的な事実、様々な事実・事例から結論を導き出すこと です。( 抽象⇨具体 ) (演繹法のイメージ) 別の記事で記載した『カフェ』の外部環境の脅威は「コーヒー豆、エネルギーコストが増加している」「町の小さなカフェの倒産件数が増加している」でした。 仮に「コーヒー豆のコストが増加している」を業界の普遍的事実と想定し、具体的な事実・事例として「町の小さなカフェは倒産が増えている」との関係を演繹法で考えてみます。 「町の小さなカフェ」はコーヒー豆を利用していますので「コストが増加している」を導くことができます。 しかしながら「倒産件数の増加」は必ずしもコーヒー豆


Aー13.包括関係
『包含関係』について解説します あるテーマについて、関係性の大小を整理することは思考の混乱を防ぐことにつながります。関係性については数学や論理学で厳密に定義されていますが、それらは難しいので、ここでは問題解決を進める上で必要となる知識のみ「イメージ」として意識してもらえる程度に解説します。 (問題解決のフロー図) 1.内包と外延 「内包」はあるテーマを構成する部分像 、 「外延」は全体像 を表します。 例えば、日本を北海道、本州、四国、九州・沖縄の4つの島に分けたとします。 ここで日本と北海道との関係を考えたとき、 日本は4つの島を構成する全体像になりますので「外延」 、 北海道は日本を構成する部分になりますので「内包」 と言えます。 また北海道の県庁所在地である札幌市を考えたとき、 北海道は札幌を含む市町村を構成する全体像になりますので「外延」 、 札幌市は北海道を構成する部分になりますので「内包」 と言えます。 つまり 「内包」と「外延」は、テーマを比較した際に大小
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