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食品製造業 × 実務経験 × 中小企業診断士


Cー9.リスクの抽出
『リスクの抽出』について解説します 「洗い出したすべての工程」に「洗い出したすべてのリスク」を照らし合わせることで自分(自社)に該当するか否か一つずつ抽出していきます。ここではその内容について解説します。 1.基本的な考え方 まずはリスト化します。 リストは縦軸に「洗い出したすべてのリスク」、横軸に「洗い出したすべての工程」を記載し、該当するところに”○”をつけていきます。 例えば自社がカフェを経営している場合の食品安全、労働安全、経営は下記になります。 【 食品安全 】 (食品安全リスクの抽出) コーヒー豆は農場で生産されます。 コーヒー豆は自然環境のなかで外界に晒されますので生物学的リスク、物理的リスクのほぼすべてが該当します。 化学的リスクに関しては生育段階で使用される薬剤(農薬、殺虫剤、成長剤など)や放射性物質が該当します。 梱包された後は、基本的にコーヒー豆が外界に晒されることはありませんので、輸入や保管、配送においてはほぼリスクが無くなります。...


Cー11.食品安全のリスク抽出・評価(具体例)
『食品安全リスクの抽出・評価』について解説します 『Cー9.リスクの抽出』で文章化したハザード/リスクを評価していきます。ここではその内容について解説します。 1.評価方法 発生頻度と重篤性で評価します。 評価方法は各項目1~3点の掛け算(最低点1点、最高点9点)で行います。 パターンは下記に示す9通りがあり、1~3点は優先順位:低、4~6点は優先順位:中、9点は優先順位:高とします。 (食品安全リスクの評点) 発生頻度は頻繁に発生する可能性があるものは3点、ほぼ発生しないものは1点、それ以外は2点、また重篤性は重篤性が高いものは3点、ほぼ重篤性がないものは1点、それ以外は2点としました。 本来は具体的な数字(例えば、発生頻度であれば、日々発生:3点、月1回発生:2点、年1回発生:1点、重篤性であれば、死亡・入院:3点、休業:2点、その他:1点 など)で示すべきですが、今回は「食品安全」「労働安全」「経営」の3テーマに対して同一評価で進めさせていただきますので感覚的な


Cー12.労働安全のリスク抽出・評価(具体例)
『労働安全リスクの抽出・評価』について解説します 『Cー9.リスクの抽出』で文章化したハザード/リスクを評価していきます。ここではその内容について解説します。 1.評価方法 発生頻度と重篤性で評価します。 評価方法は各項目1~3点の掛け算(最低点1点、最高点9点)で行います。 パターンは下記に示す9通りがあり、1~3点は優先順位:低、4~6点は優先順位:中、9点は優先順位:高とします。 (労働安全リスクの評点) 発生頻度は頻繁に発生する可能性があるものは3点、ほぼ発生しないものは1点、それ以外は2点、また重篤性は重篤性が高いものは3点、ほぼ重篤性がないものは1点、それ以外は2点としました。 本来は具体的な数字(例えば、発生頻度であれば、日々発生:3点、月1回発生:2点、年1回発生:1点、重篤性であれば、死亡・入院:3点、休業:2点、その他:1点 など)で示すべきですが、今回は「食品安全」「労働安全」「経営」の3テーマに対して同一評価で進めさせていただきますので感覚的な


Cー13.経営のリスク抽出・評価(具体例)
『経営リスクの抽出・評価』について解説します 『Cー9.リスクの抽出』で文章化したハザード/リスクを評価していきます。ここではその内容について解説します。 1.評価方法 発生頻度と重篤性で評価します。評価方法は各項目1~3点の掛け算(最低点1点、最高点9点)で行います。 パターンは下記に示す9通りがあり、1~3点は優先順位:低、4~6点は優先順位:中、9点は優先順位:高とします。 (経営リスクの評点) 発生頻度は頻繁に発生する可能性があるものは3点、ほぼ発生しないものは1点、それ以外は2点、また重篤性は重篤性が高いものは3点、ほぼ重篤性がないものは1点、それ以外は2点としました。 本来は具体的な数字(例えば、発生頻度であれば、日々発生:3点、月1回発生:2点、年1回発生:1点、重篤性であれば、死亡・入院:3点、休業:2点、その他:1点 など)で示すべきですが、今回は「食品安全」「労働安全」「経営」の3テーマに対して同一評価で進めさせていただきますので感覚的な”曖昧な評


Cー14.リスク低減の3対策
『リスク低減策』について解説します 考えられ得るリスクには優先順位の高いものから順次対策を講じていきます。ここではその内容について解説します。 1.基本的な考え方 リスク低減策は「 無くす(使わない) 」「 機械で対応する 」「 ヒトで対応する 」の3つの軸で検討していきます。 【 食品安全 】 微生物リスクの基本対策は「つけない・増やさない・殺す」です。 そもそも微生物がいなければリスクは起こりません。 仮に存在していても、機械とヒトで加熱殺菌や冷却処理を行い、菌数を減らす、あるいは増やさなければ微生物リスクは高まりません。 鉱物性異物も同様です。 例えば床材について考えてみます。 床材として金属片が練り込まれたコンクリート素材を採用する(普通のコンクリート素材は使わない)と床材が製品に混入しても金属検出機で除去することが可能になります。 また床材が破損していないか定期的にチェックする、あるいは仮に破損していても、その付近を立ち入り禁止にすることによってそもそもの食品への


Cー15.「食品安全」のリスク低減策(具体例)
『食品安全リスク低減策』について解説します 『Cー11.食品安全のリスク抽出・評価(具体提)』で抽出した食品安全に関するハザード/リスクに対しリスク低減の3対策に基づき対策を立案していきます。ここでは評価の結果、”リスク高”と判定したものについて解説します。 1.優先順位:”高”のリスク低減策 今回の評価では「 病原微生物(食中毒菌) 」「 アレルギー 」「 鉱物性異物 」の3つが優先順位:”高”となりました。これらリスクに対し、リスク低減の3対策に基づいて対策を立案すると下記になります。 (食品安全リスクに対するリスク低減策) 【 病原微生物(食中毒菌) 】 食中毒菌は”農場での汚染”と”自社の店舗での汚染”の2パターンが考えられます。 まずは、”農場での汚染”を如何にして防いでいくか考えます。 コーヒー豆は海外の農場で栽培されています。 農場自体が自然環境下にあること、また国によっては衛生環境が整っていないエリアもあることから、食中毒菌を無くすことは不可能です。...


Cー16.「労働安全」のリスク低減策(具体例)
『労働安全リスク低減策』について解説します 『Cー12.労働安全のリスク抽出・評価(具体提)』で抽出した労働安全に関するハザード/リスクに対しリスク低減の3対策に基づき対策を立案していきます。ここでは評価の結果、”リスク高”と判定したものについて解説します。 1.優先順位:”高”のリスク低減策 今回の評価では「転倒(通路、コード)」「はさまれ・巻き込まれ(製造機械)」「火災(コンセント)」の3つが優先順位:”高”となりました。 これらリスクに対し、リスク低減の3対策に基づいて対策を立案すると下記になります。 (労働安全リスクに対するリスク低減策) 【 転倒(通路、コード) 】 ”通路に置かれているモノにぶつかる”、”電気コードに足を引っかける”ことによって転倒事故が発生します。 前者に関しては ”通路のモノを撤去する” ことでリスクは無くなります。 人間の心理として床面にラインが引いてあるとそのライン内を通ろうとします。 区画管理としてラインを引き、最低でもそのライン内にはモノを置かない


Cー17.「経営」のリスク低減策(具体例)
『経営リスク低減策』について解説します 『Cー13.経営のリスク抽出・評価(具体提)』で抽出した経営に関するハザード/リスクに対しリスク低減の3対策に基づき対策を立案していきます。ここでは評価の結果、”リスク高”と判定したものについて解説します。 1.優先順位:”高”のリスク低減策 今回の評価では「情報技術の欠陥・欠如(情報漏えい)」「自然災害(火山、風水害)」「国際社会の圧力・外圧(原材料)」「パンデミック」の4つが優先順位:”高”となりました。 これらリスクに対し、リスク低減の3対策に基づいて対策を立案すると下記になります。 (経営リスクに対するリスク低減策) 【 情報技術の欠陥・欠如(情報漏えい) 】 情報化社会において情報技術を活用しないことは顧客離れを引き起こす要因になりますので情報技術を使用しない訳にはいきません。 情報技術は日々進化する一方、技術の進化に順じリスクも増えています。 イタチごっごが続きますが可能な対策としては常に 「最新セキュリティーが装備されたシステムを導入


Dー1.チームのまとめ方
『チームのまとめ方』について解説します 人は、必ず誰かと何かしらの関りを持って生きています。従って、自分の思い通りに事が進まないケースが多々あります。自分の思い通りにならないからこそ、イライラが募り、人間関係の悪化を招くことが時として起こります。自分ひとりでできることには限界があります。自分ひとりでできないことは複数人に協力してもらい、各人に動いてもらう必要があります。ここでは人に動いてもらう上で必要なプロセスについて解説します。 人に動いてもらう上で必要な3ステップ 1.ルール(基準)の制定 2.ルール(基準)の周知 3.ルール(基準)の実行 4.フォローアップ 1.ルール(基準)の制定(記事2~記事4) MECE、ブレインストーミング、ロジカルツリー(WHATツリー) 日常生活において、自分ひとりで何かを行う際は、自分で考え、その考えに基づいて行動しても全く問題はありません。 しかしながら、複数人が一緒になって何かを行う際は、自分の考え(ルール)だけで事を進めることはできません。


Dー6.教育
『教育』について解説します 近年、情報技術の発達により、全国各地で開催される研修が自宅で受講できたり、様々な動画を無料視聴することで知識を蓄積できる機会が劇的に増えました。勉強したい人にとってはとても便利な時代になりました。しかしながらその一方で、せっかく勉強しやすい環境が整備されても勉強しようと思わない人もいます。ここでは勉強しようと思わない人を、どうやって教育していくかについて解説します。 1.教育の種類 教育には「 OJT 」「 OFFJT 」「 自己啓発 」の3種類があります。 これらの違いは概ね下記の通りです。 (教育の種類) 各教育ともメリット、デメリットがあります。 従って、必要に応じ各々の教育手段を複合的に実施していくことをお薦めします。 2.OJT 各職場では、上司や先輩が指導者として実務内容を教える「OJT」が頻繁に行われます。 OJTの効果的な手法は、大日本帝国の連合
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